「カーボンフレームってどこが良いだろう?」
「カーボンもそうだけどアルミとはどこが違うの?」
みなさんはロードバイクを購入する時、カーボンかアルミか、どっちにするのか悩んでしまいますよね?
- 最初の一台又はラフに扱いたいならアルミフレーム
- 総合的に高性能を重視したいならカーボンフレーム
カーボンフレーム(炭素繊維プラスチック) | 軽量でありながら、高剛性かつ、振動吸収性に優れている。 |
アルミフレーム | コスパに優れ、強度が高くて、ラフに扱える。 |
カーボンとアルミの(各メリット、デメリット)が解る。
カーボンとアルミの構造や違いが理解できる。
カーボンフレームは性能的に考えれば選択しても良い。
アルミフレームは初心者でも扱いやすいのが解る。
- どのフレーム(アルミ&カーボン)が良いのか悩んでいる人
- カーボンフレームの購入を検討している人
- カーボンとアルミではなにが違うのかを知りたい
目次
【高性能な一面】カーボンフレームのメリット
ここからはカーボンフレームのメリットを、解説していきます。
車体が軽い
強度や剛性が高い
振動吸収に優れている
デザインの自由度が高い
車体が軽い
カーボンフレームの最大の特徴は、車体が軽いことです。
フレームセットは2kg以下(フォーク、ヘッドセット付)
完成車は7~9kg(ディスクブレーキ仕様、アクセサリー無し)

どうして軽いかというと、素材の密度が鉄系よりも低いため、同じ体積でも軽くすることができるからです。
強度や剛性が高い
もう一つの特徴が、強度や剛性が高いことです。
- 剛性は、ペダルを踏み込んだ時の推進力に変えていくことが、重要になる。
- 剛性が高いと、漕ぐ時に軽くなったり、高速走行が安定しやすい。
- 疲れやすいと感じた場合は、タイヤを太くするなどの工夫が必要
強度に関しては、鉄よりも約10倍あります。
カーボンの編み込んだ繊維の方向に沿って、強度が出てきます。
特に、BB(ボトムブラケット)周りは、大きな力が入る部分であるため、厚く仕上がっています。


この辺りでは、剛性が極めて高いです。
最近のカーボンフレームは、ミドルクラスでも剛性が高くて、快適性に優れているのも、特徴の一つです。
振動吸収に優れている
カーボンフレームには、振動吸収に優れていることも特徴です。
振動吸収するってことは、路面から出てくる細かい振動を、フレームが吸収してくれるわけなのです。
カーボンフレーム自体が、乗り心地を良くして、長距離走行が可能になるのです。



デザインの自由度が高い
カーボンフレームは元々、糸から作り上げているので、デザインの自由度が高いのです。
アルミやクロモリと言った、金属系はパイプからフレームに仕上げているので、デザイン性が限られています。
金属系では不可能なフレーム形状を、カーボンでしか出来ないほど自由度が高いのです。



【取扱注意】カーボンフレームのデメリット
ここからは、カーボンフレームのデメリットを、解説していきます。
値段が高い
外部からの衝撃や紫外線に弱い
修理が難しい
値段が高い
カーボンフレームの最大のデメリットは、値段が高いことです。
生産できる台数が限られる
製造上の都合でコストが掛かる
上記の内容が要因があります。
高いとはいえ、あまりにも安いカーボンだと、剛性や耐久性などに懸念が出てしまいます。
完成車の相場(2025年現在)
アルミフレーム | 平均で20万円前後 |
---|---|
カーボンフレーム | 平均で50万円前後 |
値段が高いからと言って、カーボンフレームの購入は止めとくのは、非常にもったいないです。
それでも購入の予算に余裕があるなら、検討してみるのもおすすめです。
外部からの衝撃や紫外線に弱い
カーボンフレームは、外部からの衝撃や紫外線に弱いです。
走行中に落車や、不意に倒れてしまっただけで、使用不可になることがあります。
当たり所次第で、クラック(割れ目)が入ってしまうのです。
紫外線に関しては、直射日光や熱などで、カーボン自体が劣化してしまうからなのです。
紫外線が原因で、カーボンフレームの接着部分や塗料が傷めてしまう、ことがあります。
- 車体を慎重に立てかけたり
- 衝撃が入ると脆性破壊になるのです。



修理が難しい
カーボンフレームは修理が結構難しいです。
カーボンの修理がかなり特殊で、素人ではまず不可能に近いでしょう。
修理は原則プロに依頼するのが手っ取り早い方法ですが、(時間、費用、労力)が掛かってしまいます。
カーボン自体での修理が難しいので、取り扱いの注意が必要になります。



【最重要】カーボンフレームに対する注意点
ここからは、カーボンフレームに対する注意点を、解説していきます。
丁寧に扱えるか
使わない時は必ず室内保管
締め付けのトルクは厳守
丁寧に扱えるか
カーボンフレームには、どれだけ丁寧に扱えるかが、重要になってきます。
何故かというと、カーボンフレーム自体がかなりデリケートな作り、になっているのです。
一般車(ママチャリ)などの鉄系
アルミフレーム仕様のスポーツバイク
金属系のフレームと同じ感覚で扱っていると、簡単に破損してしまう可能性があるのです。
- 不安定な状態で立て掛けない
- 想定外の力を加えない
- 原則室内保管 ※下記の見出しで詳しく解説します。



使わない時は必ず室内保管
カーボンフレームは使わない時は、必ず室内で保管するようにしましょう。
- 雨風や紫外線にさらされて、フレームの塗料が剥がれて劣化する。
- 鍵を掛けても、盗難されやすい
実は野外に止めると、カーボンにダメージが出てくるだけでなく、車体が盗まれるリスクが出てきます。
室内で保管することによって、劣化と盗難が防ぐことができます。



締め付けのトルクは厳守
カーボンフレームには締め付けの際、必ずトルク管理を守るようにしましょう。
金属系のフレームの感覚で無理に締め付けると、カーボン側が割れてしまいます。
- シートポスト
- ステム、ハンドル
- BB(ボトムブラケット)
といったパーツ系を、フレーム側に固定する時、オーバートルクに気を付けましょう。



【迷いがち】結局カーボンとアルミはどっちを選ぶか?
初めての一台である
総合的に高性能な一台に乗り換えたい
上記の理由でどんなフレーム(車体)にするのかが迷ってしまいまよね。
- 予算はどれくらいあるのか
- 使用用途は何なのか
で、選択が変わって来ます。
車体を軽く仕上げたい
ロングライドを快適に走りたい
予算に余裕がある
長期間使いたい
ロードレースに挑戦してみたい
通学通勤で毎日乗る
壊れにくいフレームが欲しい
予算が限られている
普段使いであること
セカンドバイクが欲しい
アルミフレームのメリット・デメリット
ここからは、アルミフレームのメリット・デメリットを、解説していきます。
(メリット) | コスパに良い |
外部からの衝撃に強い | |
初心者に優しい | |
(デメリット) | 金属疲労が起きる |
走行中に振動がきやすい |
コスパに良い
アルミフレームは、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
エントリーグレード | 10万円以下(8速以下) |
ミドルグレード | 20万円前後(9速) |
ハイエンドグレード | 30万円前後(10速以上) |
上記の価格帯でロードバイクが、カーボンよりもお得感が出てきます。
購入できる予算が限られている
初めてのロードバイクを購入
セカンドバイクとして購入
上記の項目に当てはまる人は、アルミフレーム仕様の購入を、検討した方が良いでしょう。
外部からの衝撃に強い
アルミフレームは金属系なので、衝撃に強いのが特徴です。
アルミと言った金属系は、パイプでフレームの形状に仕上げています。
金属のパイプなので、外部から衝撃が加わっても、凹むだけで自走不可にならない。
(クラック(割れ目)が出る程の、強い衝撃でない限り)
走行不能になる程の強い衝撃が加わったとしても、使用不可になることは少ないです。
アルミフレームには、耐衝撃性に優れているのです。



アルミフレームが選ばれていることです。
初心者に優しい
アルミフレームには、最初の一台として相応しいので、初心者に優しいのです。
- 通勤通学などで毎日酷使する
- 扱い方が乱暴でも耐えられるタフさを持つ
- フレーム自体が壊れにくく頑丈
- 値段が安価で手が出しやすい



そのため初心者でも扱いやすいのも特徴的です。
金属疲労が起きる
アルミフレームは、長期間使っていたら金属疲労が起きます。
アルミは金属の一種なので、使っていくうちに、経年劣化が起きてしまいます。
フレーム自体に(へたり)が出て、
- 乗り心地に違和感
- 走行中に異音
などが出てきます。
- 白や黒の斑点
- 気泡みたいなもの
などが現れて、塗装が剥がれていたり、錆び付いてきたりします。
そうなってくると、金属疲労が起きて、接合部分からいきなり折れることがあります。
走行中に振動がきやすい
アルミフレームは、カーボンよりも振動吸収性に劣っているのが特徴です。
走行中に、路面の細かい凹凸からの振動、が結構来ます。
それが影響で、体に少しずつダメージを与え、ロングライドなどで疲労に繋がりやすいのです。
実は対策をすれば、ロングライドなどで、快適性を得られることができます。
太めのタイヤを付ける。
パッド付のグローブ、ショーツを着用する。
厚めのバーテープに巻き付ける。
クッション性のあるサドルに変える。
上記の対策を行えば、振動を抑えることが十分可能です。



【まとめ】総合的に見れば圧倒的にカーボン
カーボンフレームのメリット・デメリット
カーボンとアルミの違いは?
結局、カーボンとアルミ、どっちを選ぶか?
について、解説していきました。
性能面や軽さで選ぶならカーボンフレーム
強度、剛性、振動吸収性が高い
経年劣化しにくい
コストや普段使いで選ぶならアルミフレーム
衝撃に強くタフに扱える
初心者でも手が出しやすい